200のハディース


慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において




第五章: 生き物に対する思いやりについて

103 アブドッラーによると、アッラーの御使いは言われた。「ある女は一匹の猫ゆえ に責め苦に会います。彼女は猫を閉じ込め餓死させてしま いました。そうして彼女は業火に入りました。彼女は、食 べ物も飲み物も与えずに猫を閉じ込めて、地を這う虫です ら自由に食べさせなかったのです。」

    (アル=ブハーリーとムスリムによる伝承。引用はムスリムの伝える表現による)

104 アブー・フライラによると、アッラーの御使いは言われた。「ある男が道を歩いてい ると、ひどく喉が渇きました。彼は井戸を見つけ、そこに 降りて行って水を飲みました。井戸から出てくると、犬が 喉の渇きを癒そうとして、舌を出して湿った上を食べよう としていました。そこで男は言いました。「私がそうであ ったように、この犬も喉が渇いているのだ。」そして男は また井戸に降りて行って、自分の靴下に水を満たし、それ をくわえて登り、大に飲ませました。すると、アッラーは 彼に感謝し、彼の罪をお赦しになりました。」人々が「ア ッラーの御使い様、動物についても私たちに報酬があるの でしょうか。」と尋ねると、彼は答えられた。「あらゆる 生き物について報酬があるのです。」
    (アル=ブハーリーとムスリムによる伝承。引用はアル=ブハーリーの伝える表現による)

※注−アル=ブハーリーの伝える別の伝承には、 「アッラーは彼をほめ、彼の罪を赦し、彼を楽園にお 入れになりました。」とある。
105 アブー・ヤアラー・シャッダード・イブン・アウスによると、 アッラーの御使いは言われた。「アッラーは、あらゆる ものに対して慈しみ深くあるようにお命じになりました。 殺生をする際には最も思いやりのあるやり方で殺しなさい。 犠牲を屠る場合にも最も思いやりのあるやり方で屠りなさ い。あなた方は誰でもナイフを研ぎ、屠られる動物の苦し みを最小限に留めてやりなさい。」
    (ムスリムによる伝承)

※注−イスラームでは、動物を屠殺する場合、アッラーの 御名を唱えてから、研いだナイフで動物の頸動脈を一刀 で切断する。

日本ムスリム情報事務所