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本章は,西暦570年頃の出来事にちなんだ啓示である。当時アラビア半島南部のイエメンはキリスト教を奉ずるアビシニアの治下にあり,その総督アブラハがカアバの神殿を破壊するために,巨象を含む軍勢で来襲した。これに対しマッカ側は,施す策もなかったが,鳥の大群の投ずる焼きつちの礫が,大雨のように降り,侵略軍は壊滅したと伝えられ
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。
1. あなたの主が,象の仲間に,どう対処なされたか,知らなかったのか。
2. かれは,かれらの計略を壊滅させられたではないか。
3. かれらの上に群れなす数多の鳥を遣わされ,
4. 焼き土の礫を投げ付けさせて,
5. 食い荒らされた藁屑のようになされた。
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